お知らせ

事務長の大腸カメラ体験記

これから受検を考えている方に

60歳で大腸ガン発覚(ステージゼロ) 内視鏡手術で切除 その後3度目の検査
検査日 令和7年5月21日 午前10時20分~40分
大腸カメラは3年ぶりでした。大腸カメラは前日から準備が始まりますので前日と当日の二部構成でご報告いたします。

検査前日(ご自宅)

  1. 朝食
    朝食は普通に食べて大丈夫でした。
  2. 昼食

    いよいよ検査食が始まります。
    事前にクリニックから渡されていたのは昼・夕2食分のレトルトパックが入っています。
    昼食は野菜のクリーム煮とクラッカーです。シチューみたいな味で意外においしい!


    検査食
  3. 夕食
    鶏雑炊と大根のそぼろ煮 やはり雑炊ですよねー
    大根の煮物もどちらもおいしいし鶏肉も歯ごたえがあってけっこう満足できるクオリティです!
  4. 夕食後

    さて夕食後には下剤第一弾をコップ一杯の水に溶いて飲みます。にがくて酸っぱくてトロみがあるので飲みやすくはないですが、これがなかなか優れものでした。

    何せ腹痛やゴロゴロ感も全然ないのにオシッコに行くとジャーっと便が出るんです。そんなかんじで朝までには腹の中がほぼカラになったな、って気がしました。


    下剤

検査当日(院内で下剤を服用する場合)

  1. 当然ながら朝は何も食べられないのでお茶を一杯飲んでクリニックへ移動です。
    ※前日も当日も水分に制限はないので水やお茶を沢山飲みましょう!
  2. 8時15分頃 控室に案内されました。(テレビ付きトイレ隣接の個室でリラックス!)

    腸内の泡立ちを抑える薬を1錠飲んでから本格的な下剤(腸管洗浄剤)を飲み始めます。

    以前の検査で使った下剤モビプレップは粉末を水に溶いて2ℓほど飲むタイプでしたが、現在当クリニックが推奨しているものはサルプレップといい500㏄ほどの量を水と交互に飲むものです。

    下剤を120㏄→水120㏄→水120㏄いずれも10分間隔なので1クール30分ほどです。これを3~4クール繰り返すのですが私の場合は3クール飲んだところで便を看護師さんに見てもらい、液体のみで色も薄くなったのでOKがでました。(トイレには3回行きました)


    下剤 サルプレップ

    ※ご自宅での下剤服用も可能です。

  3. 10時20分 検査着(上下)に着替えて検査室へ移動

    ※検査用の紙製短パンはお尻の部分に切れ目が入っていてカメラはそこから そっと挿入してもらえるので恥ずかしさはさほど感じません。(写真参照)

    緊張を和らげる注射を腕に打ってもらったところで院長の登場です。


    検査着 紙製短パンの切れ目
  4. 検査開始

    ローションをたっぷりつけてくれているのでお尻は全然痛くないです。

    カメラが奥へ進むにつれて少し腹が張るような感じがしますが痛いというほどでもない。腸を膨らませるために炭酸ガスを注入する時は少々違和感がありましたが7年前の検査と比べると今回は大したことなく平気 平気。

    自分の腸の中の光景をモニター画面で興味深く眺めているうちに検査終了!
    大腸の中はじっくり見ましたが心臓や肝臓を見ることは一生ないんだろうなぁ…。

    なお、一度大きなポリープ(結果的にガン)が見つかった実績があるのでかなりビビッていたのですが、院長の「まったく問題ないです。以前手術した個所もきれいに治ってます。」との言葉にすべてが解放されて全身の力が抜けていくようでした…。そこに付いてくれた看護師さんから「何ともなくて良かったですね。腸の中もツヤツヤでとてもきれいでしたよ!」と腸内をホメていただいて照れながらも善人になろうと思ってしまいました。(ハラは黒くなかったということで…(*^_^*))

  5. 無事検査終了 10時40分
    ちなみに検査終了後はすぐに何か食べてもいいそうです!

よくよく考えてみると胃腸は年中無休でハードに働いてくれています。
たまには中をカラッポにしてきれいにしてあげるのもいいですよね。
無事なら良し、ポリープがあっても小さいうちに見つかればその場で切除してもらって良し!!そこで未来が変わるんです!

皆さん 人生はほどよく楽しみ たまに検査でスッキリ安心といきましょう!!


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